ついに完成「鹿児島ユナイテッドFCトレーニングセンター」

この現場は今年5月にも訪れました

 

前回の撮影から3か月が過ぎ、引き渡しまであと1か月という8月に再訪しました。

私が訪れた時は工事はほぼ終わり、天然芝を綺麗にお手入れする作業をしていました。

 


2021.7.30撮影

 

■天然芝グラウンド


 

前回はまだ土工の真っ最中で「砂漠」のような現場でしたが、それらもひと段落。

今回は青々とした天然芝のカットを行っていました。

写真奥が芝刈り。手前が整地用のローラーです。

 

今回撮影するにあたり、作業は「芝のお手入れ」ということで、現場に着く前はどんな絵が撮れるだろう?と少し心配していたのですが…

この芝刈り機とそれに乗るおじさんが激シブでカッコよく、思わずたくさん写真を撮ってしまいました(笑)

 

ハーレーを乗りこなす岩城滉一さんのように、たくみに芝刈り機を運転されていました。

芝刈り機をこんなカッコよく乗りこなす人がいるとは驚きです。

ちょっと憧れて、この芝刈り機に乗ってみたくなりました。

 

実際の作業は芝刈りだけでなく、朝5時に起きて芝へ散水したり、肥料を撒いたり、芝を綺麗に育てるための作業はなんでもするそうです。まさに天然芝のスペシャリスト!

 

 

■人工芝グラウンド



 

こちらは人工芝のグラウンドです。

ラインも引かれ、水道設備なども整い、ほぼ完成状態になっていました

このグラウンド、よく見ると緑一色ではなく若干ところどころ黒く見えますよね。

これは光の加減とかではなく、グラウンドにゴムチップが撒かれているからなのです。

 

近年人工芝は随分と品質も良くなり天然の芝に近くなってきました。

しかし、やはり人工芝だけだと踏んだ時の感触は固く、転んだ時などは怪我をしかねません。

そこで緩衝材としてゴムチップを撒いているのです。そのため歩き心地はフカフカでした。

 

 

なお、天然芝のグランドは「芝の生育」という手間はかかりますが、人工芝のグラウンドに比べ安価に施工できるそうです。また、人工芝のグラウンドは雨が降っても試合がしやすいという利点もあることから、天然芝のグラウンドは主に練習用、人工芝のグラウンドは主に試合で使われるそうです。

 

こちらが完成したグラウンドです(2021.10.5撮影)



 

 

 

■9月19日利用が開始されました。

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現場位置

現場管理・空撮:南生建設

写真・文責:小島健一

PHOTO LIBRARY現場レポート by小島健一
見学家小島健一が訪れた、鹿児島県の建設会社「南生建設」の手掛ける現場のレポートです。月に1度くらいの頻度で更新予定。