鹿児島市本名町『吉田寿康園』完成
タイトルそのままですが、このたび建設初期から撮影してきた『吉田寿康園』が無事完成しました。
この時は引渡し前なのでまだバリケードがついていますが、建物自体は完成しています。
昨年4月に訪れた際はまだ基礎工事をしていたので、なんとも感慨無量です。
内部も完成したので、今回は工事中と完成時の比較をしながら施設をご紹介します。
まずは一階入ってすぐの事務室。(クリックで写真拡大)
ビフォー(2019.11.24撮影)。アフター(2020.1.22撮影)
こちらは1階にある地域交流スペース。
カフェとして整備され、外部の方も利用できるようになるそうです。
左は2019.11.24撮影。右は完成。2020.1.22撮影。
天井が高く、木製の梁もおしゃれです。
こちらがカフェ。今後どのようなメニューが並ぶのか楽しみです。
カフェの隣には創作活動室が作られています。
こちらのスペースで、さまざまな創作活動が行われるのでしょう。
お次は1階の食堂です。
左は2019.8.23撮影。右は2019.11.24撮影。
広いスペースが確保できることから、工事当初は資材置場となっていましたが、今ではとてもきれいな食堂になりました。
こちらは2階の食堂。
この上が屋根になるため天井の作りが1階と少し違います。
なお、1階の食堂から植栽の施された中庭にアプローチできます。
どちらも2019.11.24撮影。
植栽も終わり、白い砂利も敷かれ、エアコンの室外機には目隠しの木枠がつけられています。
こちらは通路。2019.11.24撮影。
完成した通路。
利用者の部屋は全部で60部屋。それぞれの部屋に花の名前が付けられています。
中庭も利用し、全室窓からも採光できるように設計されています。
館内全体を撮影しましたが、細部までブログに載せると今後利用される方にご迷惑がかかるといけないのでこれくらいにしておきます。
私としても、ひとつの工事を最初から最後まで定期的に撮影したことはなかったので、いい勉強になりました。特に、訪れるごとにメインの工事が変わっており、職人さんたちも毎回違う方たちに代わっていたのには驚きました。こういった大きな施設は完成までに数十人、いや、100人くらいの方たちが工事に携わっています。施設は大勢の方々の力が合わさり作られますが、完成後はどういった方がこの施設づくりに力を尽くしたのかわからなくなってしまいます。働いていた方全員を撮影したわけではありませんが、このブログがそういった職人さんたちのお仕事の記録になれば嬉しいです。
「吉田寿康園」のこれまでの工事記録は↓こちらにあります。よろしければご覧ください。
↓こちらが今回建設していた『吉田寿康園』の施主「寿康会」です。
今回の現場